26年度 まちづくり塾 人づくり講義
時:平成26年6月7日(土) 13:30~16:30
講座名:「報徳思想と生涯学習によるまちづくり」
公開講座とし、一般市民の皆様にも多数ご参加いただいた。
講師:大日本報徳社社長 榛村 純一氏
1977年から 掛川市長を28年間務められ、生涯学習都市宣言をすると共に、
報徳思想に基づいた掛川市の「まちづくり」を実践されました。
毎年、「人づくり講義」の最初の講義として、塾生に一番身近な掛川市の現在に通じる
お話を承ってきました。
10項目に渡るお話のレジメをいただき、順に28年間の実践を含めた解説をお聞きしました。
・掛川学事始=お茶の文化から和産和消和食
・万緑化、緑化は絶対善・・・まちの緑はみんなの幸せ、みんなの財産
・報徳ライフ・・・推譲募金、経済と道徳の両立、徳とは、実践は
・わが国最初の生涯学習都市宣言・・・施設と人が美しく共存
・新幹線掛川駅の設置・・・30億円市民募金
・天守閣の木造本格復元をはじめ、文化施設の設置、これっしか処、道の駅、エコポリスほか
・迷惑施設を歓迎施設と共存、市庁舎の建設
・一世紀一週間人生・・・ぴんぴんころり、徳育センター
・掛川地区の後発有利性・・・4つの企業誘致効果(税収、雇用、技術力企画力、まちづくり活力)
・地方分権の実験・・日本一の物語づくり、全市36景独立採算型テーマパークと「とは何か学舎」
随所に、二宮尊徳の報徳思想の真髄に基づいた、事業の実践をお話されました。
皆様、熱心に聞き入っていました。
講義が終わり、塾生はこの歴史ある大講堂の内部を説明を受けながら見て廻りました。
その後、塾生は車座になり、「講義の感想、自分の思い、これからの取り組み等」
を1人1人話されました。
大変参考になった。
掛川について、とても勉強になった。
掛川の数ある施設についても「とは何か」と考えて見たい。
これからの「まちづくり」に大いに活かしたい。
その他「良い話」だったの声がたくさん上がりました。
最後に、
染葉代表から塾生へ、これからの塾での取り組み、励ましがありました。
これからの「まちづくり塾」での学びに大変役立つお話の数々を
お聞きすることが出来ました。
一般公開で塾生以外の市民の皆様にもご参加頂き有意義な講座に
なりました。
by宇田