明けましておめでとうございます。
河内です。
平成24年12月20日(木)に掛川市長と推進委員が市長の男女共同参画に対
する考え方を伺うために庁議室で懇談を行いましたので、概略を報告します。
この懇談会は、私達推進委員が発行している情報誌の取材を兼ねて開催されました。
情報誌”ゆめこらぼ”は、3月に発行予定です。
懇談会は、以下の5点について、推進委員が質問し、市長が回答する形で進められました。
①男女共同参画について
男女共同参画推進条例に則り、掛川市としても制度や環境を整えているが、
実践されていない状況にある。
今後は、制度が整備されているので、活用し易い環境整備が必要と考える。
②市女性職員の管理者への登用
女性議員枠を確保すると言う考え方があるが、有権者の半数が女性であること
を考えれば、必要ないと思う。
現在、掛川市の女性管理者は、3名(課長)で部長はいない。今後、政策決定
に女性の考え方を反映していきたい。そのためには、審議会や委員会の委員は
3割を女性にしたい。
③地域での男女共同参画の推進について
女性の意見を反映させたい気持ちはあるが、人材が育っていない。
地域のことを役所が決めていては駄目で、多様性(市民目線)が必要と考えて
いるため、地域集会等への積極的参加を促している。
④こどもへの男女共同参画の推進について
教育委員会の範疇になるが、それぞれの人権(男女の区別なく)や個性尊重す
る教育は必要と考える。男女をお互い認めあうことが必要で、
今後、スポーツを混合になってくるのではないか。
⑤自治基本条例の位置づけについて
掛川のまちづくりの方針に市民と協働して知恵を出して行動するため制定した。
・行政の情報を市民に共有し、協働してまちづくりを進める。
・市民が政策を決定するところへ参画できるようにする。
・住民投票制度が必要と考える。
以上が懇談会の概要ですが、市長が考える男女共同参画について、明確な回答
が無かったように感じました。
会員のみなさんも、審議委員や各種委員に積極的に応募して、市長や市幹部と市民目線で行政を進めるよう提言していきましょう。
庁議室からの景色