協働の事例報告

協働活動事例レポート
   実行委員会方式による「掛川フラワーフェステバル」の開催 

              掛川まちづくり学士会(市民大学校二期生)大村哲久記

11月8日、9日 掛川市生涯学習センターで花の祭典 第9回掛川市フラワーフェステバルが
開かれました。
私は今回、ちょっとした縁でこのイベントに実行委員としてかかわることとなりました。


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このイベントは、3年前までは行政(掛川市)の主催で実施されてきていたものですが、
財政難や、イベント自体のマンネリ化という声を受けて、市民やボランテイア団体等の
自由な発想やアイデア等を活かした祭典にしようと、『実行委員会』の企画、運営による
実施となりました。


形の上では市から実行委員会への企画運営業務の委託契約によるものです。

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玄関前の飾り付け

実行委員会には市内の花・緑の趣味団体、花の会など緑化ボランテイア団体、生花店、
種苗店、など「花と緑」に関係する人たちが加わり全部で25団体の参加となりました。


その人たちはおよそ半年前からイベントの企画、新たな展示開発、協賛企業への訪問
など多忙でした。

皆大きなイベントにはかかわった経験は少なく、すべてが手さぐり、手作りです。

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寄せ植え教室(掛川花の会実施)

一方、行政はイベントの内容にはほとんど関わらず『金は出すけど、口は出さない。』
(田辺地域支援課長)に徹し、ほとんどすべて実行委員会に任せてくれ、
役所では実現できない斬新なアイデアもいくつか生かされました。


それでも、何といっても組織的な行動力は「役所」が一番。
職員の皆さんは、課長の命令ひとつで、見事な連係プレー。
会場の準備から片付けまで、裏方としてこまめに動いてくれ、
黒子に徹した役者ぶりに拍手です。

『塚本こなみ』さんという著名な講師をお招きできたこともあって、入場者は
昨年を大きく上回って、4千人を超え(主催者調べ)、ました。


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市民の皆さんに花を通じて地域づくりを目指そうという
本フェステバルのテーマ ~一輪の 花が育てる 地域の和~ が伝わった
のではないかと自負しています。


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フラワーボトル(サカタのタネ実施
今回は、協働の範囲は、行政、小売店、生産者、企業、学校、趣味の会、ボランテイア団体
と多岐にわたっています。


それらの団体が、一つのテーマのもと、実行委員会として、それぞれの持ち味を生かし、
連携し合って活動をすることによって、今まででは出来なかった新しい「市民協働のまちづくり」
に一役買うことが出来るのではないか。そんな期待が持てました。


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この記事へのコメント
手探りの実行委員会にもかかわらず来館者の大幅アップ、おめでとうございます。協働のまちづくりいよいよ始まりますね。
Posted by MIYA at 2014年11月21日 11:23
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